つくられた強化生物を勝手にご紹介(スケルトン羊,滅ぼす蚊,キメラ人間)
どうも。
最近、個人的にヒロアカ(集英社)にハマっており、
漫画喫茶で読み返しまくってますw
ということで、いろんな"個性"的生物をまとめようと思いましたが、
ヴィラン(悪役)的な、つくられた生物(キメラ)の方が気になってしまい、
強化生物や遺伝子操作された生物を勝手にまとめてみました(笑)
思い返せば、
2020年今年の初っ端から、こんな衝撃ニュースがありましたね。
▼ゲノム編集ベビーを生み出し懲役3年@中国
理由は、人の子に遺伝子編集を施したという倫理的なものもありますが、
そもそも『倫理審査の書類を偽造』という部分が罰の対象なのかなと。
遺伝子組み換えは危険なものじゃない??
実は、遺伝子組み換えの技術自体は昔からあったものですが、
日々進歩し続ける技術により、
遂に神の領域の一歩手前まで来ているかんじですよね。
『 遺伝子を組み換える、操作する = 危険なもの 』
と認識してしまいがちですが、
恩恵にあずかっているものが身の回りにあるのも事実
(簡単なところでいくと、種無しブドウとかも遺伝子組み換え)
遺伝子組み換えとゲノム編集の違い
ご紹介する前に、
そもそも『遺伝子組み換え』と『ゲノム編集』は別物です。
自然界で発生しない現象を実現できるのが、遺伝子組み換え技術です。
遺伝子組み換えとは、両親を丸ごと掛け合わせて交配を繰り返すのではなく、特定の遺伝子のみを組み込む技術です。また、全く類縁関係ではない遺伝子を組み込むという点も、従来の品種改良とは違っています。
対してゲノム編集ですが、
ゲノム(ヌクレオチド配列)を自由自在に編集すること。
つまり情報を書き変えることであり、遺伝情報を書き変えることができれば、それは私たちの顔形や身長、体型のような外見から、性格や知能のような内面、さらには運動能力まで(原理的には)変えられることを意味します。
まとめると、
遺伝子組換えはもともともっていない新しい性質を付け加える方法
ゲノム編集はもともと持っている性質を改変する方法になります。
では、そんなつくられた生物を勝手にご紹介していきます!
すごい能力を得た生物を勝手にご紹介
①スーパーミミズ
タンパク質を生産可能とする「スーパーミミズ」
日本の長岡高専が開発しました!
なんと、食用で食べれます!(笑)
そしてサプリメントまであるので驚きです!!
(引用:https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10535495_po_ART0010570033.pdf?contentNo=1&alternativeNo=)
↓ミミズを詳しく知りたい方はこちらもお勧め!笑
ミミズ大学/ミミズ食品について学べるサイト<ヨイミミズ>
②子孫を絶やす蚊
ビル・ゲイツ氏が研究初期段階だった2010年に5億円近い資金を提供したことでも有名な実験ですね。
交尾させることで子孫を絶やす遺伝子「OX513A」を組み換えした『蚊』を生み出し、マラリアを撲滅するという実験でした。
しかし、残念ながら2019年09月にこの実験は失敗したと報告されました。
個体数は当初減少しましたが、18ヶ月後には実験開始前の規模にまで回復したそうです。原因は2つで、1つは一定数の個体へは「OX513A」の遺伝子が受け継がれず、もう一つは「OX513A」の遺伝子を受け継ぐ個体との繁殖行為を避けるようになったことだそうな。
(引用:https://gigazine.net/news/20190918-gene-hacking-infertile-mosquitoes-backfired/)
③グローフィッシュ(熱帯魚)
画像の華麗な『GloFish』は、ゼブラフィッシュ(「ゼブラダニオ」とも呼ばれている)に少々の遺伝子操作を加えたもの。
クラゲ由来の蛍光DNAが注入されているんだそーです。
遺伝子操作を施した水生動物が2003年に禁止されたカリフォルニア州を除いて、
米国のすべての州で1匹5ドル程度で購入できるみたいですねー。
④メディカルカイコ
エイズウイルスなどを早期発見できる抗体が組み込まれた「繭」がつくられています。
オーダーメイド医療にも道を開く新技術として期待大!
2000年、農林水産省蚕糸・昆虫農業技術研究所(現農業・食品産業技術総合研究機構=農研機構)が、
卵の段階で遺伝子を改変して、抗体を含んだ糸を吐くカイコを作り出した例なんてのもあるそーです。
クラゲの光る遺伝子を組み込んで、光る糸、光る服をつくることも今後可能かもしれないですねw
(引用:https://business.nikkei.com/article/report/20120118/226265/091400022/?P=1)
⑤スケルトン羊(クラゲ羊)
2015年7月、花の都パリで遺伝子操作により肌が透明になった「クラゲ羊」が
市場に流通してしまったかもしれない出来事が起こったそうな!
・・・実際は肌の色は元に戻ってしまったようで、
2014年の春に誕生した時は肌が透明であったということだから驚き!
結果的に実験は成功せず、Ruby(スケルトン羊の名前)は食肉処理場へと送られ、
パリ中心部の業者に売られてしまった、という話なんだとか。
信じるか信じないかはアナタ次第ですw
(引用:https://www.excite.co.jp/news/article/Tocana_201507_post_6821/)
⑥キメラ人間
「キメラ」とは、1人が2セットのDNAを持つ、稀な遺伝子現象を意味する。
カリフォルニア州でモデル/シンガーとして活動するテイラー・ミュール、彼女は、子宮のなかで双子のきょうだいと融合し、そのきょうだいのDNAを体の中に持っているのだそう。
体のなかに別のDNAがあるということは、一部の細胞が若干異なったタンパク質を
生成するということであり、そしてさらには、体がそれを異物として認識し、
免疫系の問題を引き起こすおそれがあるそうで、彼女は様々な健康問題に悩むこともあると語っているそう。
(引用:http://taylormuhl.com/blog/?p=180)
⓪ ゴキブリ
最後に、遺伝子操作でもゲノム編集でもないですが、驚異的な生物をご紹介。
たった一世代で、耐性が4倍から6倍に上昇!!
繁殖サイクルは3カ月で、50匹の子が生まれる。
たとえ少数でも殺虫剤が効かないゴキブリが発生すれば、
問題はすぐに拡大する恐れがある・・・。
(マジ最強)
(引用:https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/07/post-12459_2.php)